こだわり

日本酒には爽酒、薫酒、醇酒、熟酒と4つのタイプがあり、それぞれ風味があります。日本酒とチーズのペアリングを楽しむためには、それぞれの個性を生かした組み合わせが大切。さまざまな種類のチーズの中から素敵な出会いをご提案させていただきます。
毎晩の晩酌に。週末のお楽しみや日本酒好きの集まりに。贈り物にもぜひどうぞ。

おすすめのマリアージュ

チーズと日本酒、組み合わせのポイント

～タイプで合わせる～
①爽酒×チェダーやさっぱりとした口当たりのモッツァレラ
香りが淡麗で味もすっきりとした飲みやすい爽酒タイプは、４つのタイプのなかで一番軽快な飲み心地。少し酸味があって食べやすいチェダーやモッツァレラのようなみずみずしいフレッシュタイプとよく合います。
②薫酒×カマンベールやまろやかでコクのあるゴーダ
華やかな香りと軽い口当たりの薫酒タイプ。純米大吟醸、大吟醸など、吟醸香が特徴の日本酒は白ワインを連想させます。イメージは白ワインと合うチーズなら相性がよいです。
③醇酒×白カビタイプ（ブリー）やコンテ
穏やかな香りの中に米の旨みやコクを感じる落ち着いた味わいの醇酒タイプ。米、米麹、水だけで作れた純米酒が代表的です。コクのある日本酒には同じくコクのあるチーズがよく合います。
④熟酒×ミモレットのような長期熟成ハードタイプやゴルゴンゾーラなど青カビタイプ
熟成による独特の色味（黄色や褐色）と深く重厚感のある味わいの古酒など長期熟成された日本酒は、同じく熟成タイプのチーズや個性の強い青カビタイプがよく合います。

～日本酒の温度に合わせる～
日本酒は「燗酒」「冷や（常温）」「冷酒」を温度を変えることで味わいが変化します。
【燗酒】
日本酒は温めると味がまろやかになり甘みや香りが増します。ふわりと温かく香りが膨らむ燗酒には溶けるとクリーミーになるモッツァレラやエポワスをあわせて。 燗酒とチーズを合わせると口の中でとろっと溶けてお酒とチーズの２つの味わいが折り重なってひとつに。幸せのマリアージュです。
【冷や（常温）】
そのお酒本来の味が楽しめると言われる冷や（常温）には食べやすくて程よくコクと旨みのあるチェダーがおすすめです。
【冷酒】
きりっとした飲み口で落ちついた香りの冷酒は、ほのかな酸味とみずみずしさが魅力のフレッシュタイプのチーズと相性良し。モッツァレラやフェタと合わせて。その他、ミモレットもおすすめの組み合わせです。

～熟成度で合わせる～
日本酒もチーズも発酵食品。だからこそ熟成度に合わせてチーズを選ぶのもおすすめです。
チーズも日本酒も、熟成が若ければあっさりと軽めの味わい。熟成が進むと旨みやコクが増し、濃厚で芳醇な味わいになります。熟成度が同じくらいのものを合わせることで、どちらかの味わいを消すことなくお互いのおいしさを味わえます。
フレッシュな搾りたての日本酒や生酒、スパークリング日本酒なら、クリームチーズやモッツァレラのようなフレッシュタイプと相性がよく、熟成が進んだ日本酒には、ミセラやロックフォールのような個性のある青カビタイプやコクや旨みのある長期熟成のハードタイプとよく合います。

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